本殿・拝殿



本殿は、流造で向拝を大きく前に張り出してあり、建坪数は16坪で外扉、更に厳重な大きな内扉が、内陣として相応しい豪華さと神秘さを抱いている。
明治後期に新しく建替えられたものだが内部は、一分の狂いもなく今なお、美麗な光沢と潤いを保っている。
屋根は銅版段葺で、銅版特有の緑青が表面を覆い気高い落ち着きを見せている。
特色は、総欅(けやき)造りで、豪華で繊細な彫刻が、いたるところに施されて、霊山の神殿にふさわしい建物である。
拝殿は間口約六間、奥行き約四間、廻廊等を含む総坪数は40坪。
正面に掲げられている欅の額「感應殿」の書は有栖川熾仁親王御親筆で、縁は龍の彫刻が施されている。
中には小松宮御親筆の社名額がある。
この本殿と拝殿を結ぶ、石の間その中間に中門と呼ばれている豪華な造りの唐門がある。
その門から左右に延びて厳重に本殿を囲んでいる塀が、瑞垣とも呼ばれる透塀である。
拝殿正面に建っている一対の常夜燈は、日本三大燈籠の一つと称されております。

 

常夜灯

本殿・拝殿前に建っている一対の青銅製常夜燈は、香川県琴平町金刀比羅宮及び山形県山寺立石寺と共に、日本三大燈籠の一つと称されている。
しかも、対で建立されているのは、当金華山黄金山神社のみである。
常夜燈の高さは4.8m、その形態彫刻は優美と精緻を極めた素晴らしいもので台座は当金華山産出の花崗岩で造られている。
山形市の発願兼世話人、工藤茂三郎氏ら6人が中心となり、総勢168人の崇敬信者により、明治25年最初の一基が拝殿前石段と共に寄進され、続いて明治27年、松田新兵衛氏ら77人によりもう一基建立。
いずれも山形市銅町で鋳造された。


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